2016年3月23日水曜日

リライトって何?コピーとの違いとその作成方法

ウェブライターの仕事を眺めていると、「リライト」という言葉が目につきます。これは、ポジティブにもネガティブにも使われていますが、リライトって何?と疑問に思っている方も多いでしょう。ここでは、初心者ライターの方にわかりやすいように、リライトについて説明してみます。

リライトは記事作成の一つの手法


リライトって何?コピーとの違いとその作成方法
クラウドソーシングで記事作成の応募要項を眺めていると、「簡単なリライトは禁止」とか「リライトするだけのお仕事」といった風に「リライト」という言葉を目にします。
 
リライトというのを日本語で説明すると、「書き直し」ということになるでしょうか。
 
つまり、オリジナルの原稿を言葉を言い換えたり、構成を変えたりしながら、あらたに記事を書き起こす作業で、原文と言っていることは同じ内容でも、表現としてはオリジナルの記事を作成することが目的となります。

リライトを行うときの注意


リライトを行うとき、もとのオリジナル原稿をクライアントから指定されることもあれば、自分でネット検索して探すこともあります。
 
リライトで注意したいのは、内容的には同じことを言っているのに、見た目の表現はオリジナルの記事として書き上げなくてはいけないということです。
 
つまり、元の原稿をそのままコピーしたものでは、リライトになりません。元の原稿といかに違って見せられるかがライターの腕の見せ所となります。

リライトの方法


リライトの具体的な方法は、元の原稿が提示されていない場合は、その記事ネタを探すところからはじめます。
 
ネット検索でキーワードを入力し、元となる記事を検索します。リライトでできるだけオリジナルのものを作成したいときには、この元となる原稿が複数ある方がやりやすいです。複数の原稿を組み合わせて、一つの記事としてまとめ上げるという作業になります。
 
元となる原稿を見つけたら、それをよく読み、まず構成を変えられるか考えましょう。
 
リライトを行う際に、構成を変えることは、オリジナルに見せる効果が高くなります。例えば、元の原稿が、「原因→症状→対策」となっていたら、「症状→原因→予防方法」と構成しなおすといった感じです。
 
次に、言葉を言い換えながら記事を作成していきます。文章の中でも順番を入れ替えたり、言葉をなるべく言い換えたりして、元の原稿とは似ても似つかないものに仕上げます。
 
最後にざっと読み直して、誤字脱字をチェックします。このとき、できれば自分でコピペチェックを行いましょう。コピペ用のツールは無料で使えるものがあります。「コピペチェック 無料」でネット検索して、使い勝手の良いものをブックマークしておくとよいでしょう。これでリライトは完成です。

上手にリライトをするためのコツ


リライトは、基本的に元の記事を「書き直す」だけなので、一からオリジナル記事を作成するよりも短い時間で作業ができます。ウェブライターとして効率的に稼ぐためにも、積極的に取り組みたいお仕事です。
 
しかし、うまいリライトのためには、いくつかのコツがありますので、紹介しておきます。

1.単語や語尾を入れ替えただけではダメ


よく単語や語尾を入れ替えただけのリライトはダメといわれます。文章内の単語を他の類義語に入れ替えるだけ、語尾の「です、ます」を「だ、である」に変えるだけのものはリライトとして評価されません。

2.文章単位でなく、段落単位でリライトする


構成を変えることで、オリジナリティが出しやすくなることは言いました。構成を作り直した後、細かい文章もリライトしていきますが、このとき、文章単位でなく段落、もしくは2,3文をまとめてリライトすることで、コピー率を下げることができます。
 
2つ以上の文(センテンス)を合わせて一つにしたり、1つの長い文を短く分割したりして、変化をつけていきましょう。段落内で、文の順序を入れ替えるのもよい方法です。

3.自分の言葉で肉付けしてボリュームを増やす


記事の内容に関連して、自分の知っている知識があればそれを追記し肉付けしていきます。このため、できれば自分の得意分野にあたるリライト案件を受ける方が、より質の高い記事を作成しやすくなります。
 
また、元の文章を読んで知らない言葉があったら、ネット検索して調べることも大切なことでしょう。リライトとはいえ、自分の作成する言葉には責任をもってあたりたいものです。

4.見出しタイトルや箇条書きもリライトする


見出しタイトルの他、箇条書きリストの文言もリライトします。このとき、箇条書きリストの内容そのものは変えないようにします。もし、元原稿の箇条書きよりもよいリストが作れそうなときには、変更してみて依頼主に確認してみるとよいでしょう。

5.最後にコピペチェックを行う


最後にコピペチェックを行います。コピペチェックは依頼主も行うので、ライターが行う必要はないという人もいますが、私はできるだけ自分でもチェックする方が良いと思います。
 
コピペチェックを行うことで、どのくらいの作業でコピー率がどのくらい下がるのかだんだん把握できるようになってきます。依頼主によっては、コピー率を何%以内に抑えてほしいという人もいますので、そのようなときにも効率よく仕事ができるようになります。

6.元原稿よりも高品質な記事に仕上げる


基本的には、元の文章よりもより質の高い記事にすることを目標として行いましょう。
 
元の記事で読みにくい点を改善し、読者によって読みやすく、かつ、SEOに強い記事へと改良することを目指します。
 
ライターとして必ずしもSEOに対する知識を持っている必要はありませんが、少なくともキーワードを自然に盛り込む記事作りはテクニックとして身に付けておきたいものです。

コピペは禁止


リライトを行うときに、コピペは禁止です。これはウェブライターとして、一番やってはいけないことで、リライトであってもなくても、コピペは絶対にしないでくださいね。
 
ネットに流れている記事や書籍など、他人が書いたものををそのまま自分の記事としてコピーすることは、著作権違反になります。これは、重大な犯罪ですのでライターとして致命傷となります。絶対にやってはいけません。

「簡単なリライトは禁止」とはどういうこと?


では、お仕事の案件でよく見かける「簡単なリライトは禁止」というのは、どういうことでしょうか。
 
ここで注意したいのは、「リライト」が禁止ではないことです。「簡単なリライト」というのは、元の原稿との違いがあまり感じられないくらい「出来の悪いリライト」という風に解釈しています。
 
または、クライアントの意向として、「ネット上の記事を参考にして記事作成するのはいいけど、自分のオリジナルな部分も挿入してね」ということではないでしょうか。
 
書き上げた原稿を「簡単なリライト」として採用しないかどうかは、そのクライアント次第です。これは、記事作成の経験を積み、そのクライアントに慣れることで、徐々にやりやすくなるポイントでしょう。

最後に


リライトの仕事は最近特に増えているように感じます。その中にはリライトだからといって、記事単価(文字単価)の低いものもあります。ところが、リライトは必ずしもカンタンにできるモノとは限りません。
 
リライトに関する正しい方法とコツを知っていないと、ライター未経験者にとってはかえって難しいと感じる人もいるかもしれません。
 
さらに記事に関連した分野で自分の知識がある人とない人では、できあがり原稿の品質も作業効率も変わってきます。このため、私の感覚としてはリライトはライター初級者から中級者向けの案件というイメージを持っています。
 
リライト案件は元原稿を発注者が示してくれることが多いので、自分でネット検索して情報を集める手間が省けることが多いのも事実です。やり方を抑えておけば、短時間で数多くの件数をこなすのも困難ではありません。
 
ライターのお仕事の一つの形態として、リライトスキルを身に付けることで、より幅広い案件に取り組むこともできます。
 
以前は比較的にネガティブな意味でつかわれる「リライト」という言葉でしたが、最近リライトに対する見方が少しずつ変わってきているようにも思います。ぜひ、この機会にリライトにも挑戦してみてくださいね。

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